倉掛少年団入退団式がつどえ〜るで２月２０日、団員や育成会員ら約４０人が出席して開かれました。
　皆勤賞の授与に続いて退団式に移り、育成会の高橋宏真会長は「本日はお忙しい中、ご出席いただき有り難うございます。去年は新型コロナの関係もあって、例年通りの行事がいくつかできないこともありましたが、地域の皆さまのご理解とご協力をいただき無事１年間を終えることができました。きょう卒団する６年生の皆さんおめでとうございます。３年間の活動を通して徐々に後輩に頼られるようになったと感じます。中学生になっても経験を生かして頑張ってください。育成会の皆さまにはお世話になり有り難うございました」などと挨拶。
　退団者紹介に続いて次年度団長の藤井奏太君が６年生を前に「皆さんとの思い出はたくさんあります。キャンプでカレーを作ったことや秋祭りで力を合わせてみこしをかついだことなど、たくさん心に残っています。２年間有り難うございました」と送別の言葉を贈りました。
　６年生の思い出の作文朗読では、テントを張ったりカレーを作ったキャンプ、優勝したキックベースボール、出し物を考えたクリスマス会、軽トラで地域を回った資源回収、鬼まつりなどを振り返りました。
　育成会を退会する保護者は「色々な経験をさせていただきました」「これからもよろしくお願いいたします」「皆さんと一緒に活動できたことは大きな喜びです」「世の中も変わってくると思いますが、少年団の良い点はしっかり残していただきたい」「広島へ引っ越します。気持ちを共有できる活動は素晴らしい」「コロナで行事が減って残念です」などと思いの一端を述べ、倉掛少年団へクーラーボックスを寄贈しました。
　令和４年度入団式では新任の藤井大輔育成会長が、「皆さんにお話ししたいのは、１年間を通じて楽しく安全に少年団活動を行いたいということです。少年団の基本理念である友情・秩序・奉仕の心をもって、『やるときには一生懸命やる、楽しむときには一生懸命楽しむ』と、メリハリのある活動を行い、楽しい思い出を残していきましょう。新型コロナウイルスの関係でスケジュールの変更があるかもしれませんが、しっかりと感染症予防対策をして臨みます。育成会の皆さまにはご迷惑をお掛けするかと思いますが役員一同、一生懸命頑張りますのでよろしくお願いします」と抱負を述べるとともに協力を求めました。
　その後、令和４年育成会役員の自己紹介があり、６人がそれぞれに抱負を述べました。入団者紹介に続いて新４年生４人を前に副団長の谷愛里子さんが「少年団活動は、キャンプなど学校では体験できない集団作業がたくさんあり、皆が協力しあって活動しています。分からないことがあれば私たち上級生に聞いてください。一緒に頑張りましょう」と優しく語りかけました。藤井育成会長から４人に新しい団帽を授与され、全員で誓いの言葉を唱和、記念品を贈呈後に閉会しました。

　年末恒例の倉掛少年団クリスマス会が井原公民館で１２月５日、団員や育成会員ら約６０人が参加して開かれました。
　午後１時、開会にあたって育成会の高橋宏真会長が「皆さんこんにちは！　倉掛少年団の行事に参加していただき有り難うございます。このような会が開けるのも、育成会や保護者の方々のお陰と感謝しております。短い時間ですが、みんなで仲良く楽しいクリスマス会にしましょう」と挨拶。
　照明が消されるとキャンドルサービスです。“きよしこの夜”の歌が流れる中、女神に扮した６年生女子二人がローソクの灯りを手に入場。「メリークリスマス」と唱和し、クラッカーを鳴らして集いは元気よくスタートしました。
　最初の６年５年女子の出し物は、クイズの数字をビンゴカードに当てはめるゲーム。例えば「〇番、パンはパンでも食べられないパンは？」「答えはフライパン」といった具合で進めましたが、なかなかビンゴにならず、少々時間を要しました。
　次は６年５年４年男子の番です。選ばれて前に出た人は目隠しをしてヒントをもらい、スケッチブックの画像を当てるゲーム。ヒントを出した会場の人にも賞品がありました。
　休憩を挟んだ６年４年女子の出し物は“だれだろな”。隠された有名人の顔を少しずつ見せて、分かった人は離れたところに置かれたペットボトルを取りに行くというゲーム。答えはヒカキンやお笑い芸人千鳥、新庄監督らでした。
　育成会の出し物は、長いひもにモールの輪を通しておき、それを横の人と高低差を付けて移動させるゲーム。育成会対少年団などは短いひもで行い、全員で行うときは会場いっぱいの長さにして盛り上がりました。
　最後にサンタクロースに扮した女性育成会員が入場。少年団員や低学年以下の子どもたちへプレゼントが渡されると、みんな嬉しそうな表情を浮かべていました。
　閉会にあたって育成会の川相謙治副会長が「皆さん楽しかったですか？ きょうはいろいろとご準備いただき有り難うございました。明日から勉強の方も頑張りましょう。３年生以下のお友達そして保護者の皆さまご参加いただき有り難うございました」とお礼の言葉を述べ、今年のクリスマス会を終えました。

　倉掛少年団秋季資源回収が１１月１４日、井原町下町の佐藤物産（株）とＪＡ晴れの国岡山駐車場の一部を集積所に行われ、団員や育成会員ら約４０人が参加しました。
　午前８時、ＪＡの駐車場に集合した団員らは、高橋宏真育成会長らに引率されて佐藤物産（株）へ。
　午前８時３０分より６台のトラックへ団員も同乗し、倉掛地内を回って新聞・雑誌・ダンボール・アルミ缶などを次々と回収。荷台が満杯になると集積所へ戻り、指定の場所に降ろしました。
　この日は寒空の下での作業でしたが、団員らは元気いっぱい。午前中にはすべての回収を終えました。

　倉掛少年団と同育成会が１０月１０日、倉掛公園と小田川土手の清掃を実施し、地元自治連合会役員らが協力しました。
　午前８時より作業を開始。１０月に入っても気温が高く、伸びた雑草の草刈り作業に行き交う人達も「お疲れさまですねー」と声を掛けていました。

　新型コロナウイルスによって井原学区少年団球技大会が２年連続で中止され、キックベースボールのルールなどを知らない４年〜５年の団員や育成会員が増えている地元の少年団関係者…。
　一昨年に初優勝を果たした倉掛少年団も同様で、大会は流れても今後に備えるための体験会は欠かせないとして７月２５日、井原小学校で実施したものです。
　午前８時３０分に集合した団員らは軽いランニング後に準備運動を行い、ボールを投げたり蹴ったりしながら、キックベースボールの基本的プレーを教わりました。
　この日は朝から気温が上昇したこともあって、練習は午前１１時で切り上げ解散しました。

　倉掛少年団が７月１７〜１８日の二日間、高梁自然公園キャンプ場で一泊二日のサマーキャンプを実施し、関係者３６人が参加しました。
　１７日午後１時、団員らを乗せたバスはつどえ〜る北駐車場を出発。国道３１３を北上し、成羽を通り約１時間ほどで現地へ到着。ここはその昔、ワンダーランドがあった場所の西に位置し、高梁市が整備した本格的なキャンプ場として知られています。
　団員らは管理棟脇で記念撮影後、小高いキャンプサイトへ移動して、先ずテント４張りを１時間弱で設営。さらに６年生らは、大きい薪を広場へ運んで井桁に組み、夜のキャンプファイヤーに備えました。
　休憩後、育成会のお父さんやお母さんに手伝ってもらってのカレー調理が始まりました。耐火煉瓦を手早く積んだ６連かまどの火起こしは、団員が興味を示した近代的な火打ち石で着火。「暑い！」「熱い！」を連発した飯盒炊飯とカレー調理でしたが、出来具合は満点。思わず「ヤッター」と、汗だくの顔に笑顔がこぼれました。
　午後６時３０分、夕食のカレーとサラダのセットを前に手を合わせ、全員そろって「いただきまーす」。野外で食べる格別の美味しさから、おかわりをする人たちが何人もいました。

　まるでオーロラのような夕焼け雲が消え、すっかり暗くなった午後７時３０分、いよいよキャンプファイヤーがスタート。女神入場に始まり“燃えろよ燃えろ”の曲が流れる中、６年生による分火。そして中央の薪へ火が入ると、夜空を焦がす大きな炎に皆の表情が浮かび上がりました。
　今回のエールマスター（司会進行）は育成会の藤井大輔会計が務め、全員でキャッチゲーム、バースデーチェーン、ボールリレー、最後にエビカニクスを踊ると雰囲気は最高潮。皆の笑い声が森の奥深く響き渡りました。
　予定していた１時間はあっという間に過ぎ、大きな炎もやがて小さな炎に…。団員らは楽しかったひと時を胸に刻み一日目の日程を終えました。
　二日目の１８日は、午前６時に起床してラジオ体操後に朝食をとり、テントを撤収。同９時からは赤・青・黒の顔料を使って色彩豊かなベンガラ陶芸の絵付けを体験しました。午後からは雨模様のため１時間早くキャンプ場を出て、午後２時に無事井原へ戻りました。
　岡山県の梅雨明け宣言は今月１３日に発表されていましたが、このたびは曇り空で涼しい一泊二日のキャンプでした。

　倉掛少年団の春季資源回収が６月６日、団員及び育成会員らによって行われました。
　午前８時、ＪＡ晴れの国岡山の駐車場に集まった団員らを前に、高橋宏真育成会長が「怪我をしないよう頑張りましょう」と呼び掛け、佐藤物産（株）へ徒歩で移動。
　同社に着くと佐藤高志社長から「資源再利用の大切さを学んでください」と挨拶があり、その後、５台のトラックに分乗し回収を開始しました。紙類やびん類などを混載したトラックが集積所へ戻って来ると手際よく分別。
　この日の天候は曇り。作業は途中から自治連合会のボランティアも加わって順調に進み、回収品目に追加した鉄類をはじめ、古新聞や古雑誌、アルミ缶やダンボールなどを午前中に回収しました。

　倉掛少年団と同育成会が５月９日、本年度最初の行事となる倉掛公園及び小田川土手の清掃を実施しました。
　午前８時に公園に集合した参加者を前に高橋宏真育成会長が「草は事前に刈ってあります。きょうはそれを皆さんで袋に入れてトラックへ運んでください」と説明し、さっそく作業に入りました。
　青空の下での日差しは強く、同日行われた小田川堤の草刈りに助っ人として協力した倉掛自治連合会役員らも共に汗を流していました。