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サークル かすり
 平成19年1月から倉掛公民館でリメイク教室をしております。現在は8名のメンバーと楽しみながら創作して1年半が過ぎました。ここで皆様の作品を紹介させていただきます。
 リメイクして作る喜びを味わってもらいたいと思い、はじめは簡単なパターンで作れてすぐ着られるようにと、普段着から作ってもらいました。簡単と言ってますが、リメイクは手間、暇がとてもかかります。
 まず着物からですと、解いて洗濯(手洗い)をしてアイロンをかけて素材を整えます。それからデザインを決めてパターンを引いて自分の原型に合わせてグレーディングをして、素材を生かすように、ここでは特に時間をかけて柄合わせをします。それから裁断になります。このような工程で縫製になります。
 なんと1年半過ぎた今では、写真のようなジャケットやコートまで作るようになりました。「かすり」のメンバーの熱心さにますます創作意欲が湧いてきます。(濱賀寿恵先生)
 教室が始まって1年半が過ぎました。先生の御指導により素敵な作品が次々と沢山仕上がっております。普段着をはじめ、ちょっとしたおしゃれ着、柿渋液で染めた(帯心)バッグ等、タンスで眠っていた着物、帯、洋服生地、はぎれが一変してすばらしい作品に変わって出来上がります。
 先生がデザインに合わせて生地の素材、色、柄を組み合わせて一人一人に似合う様教えて頂き、それぞれの作品が仕上がっています。
 その作品の一部を紹介します。写真より着た方がずっと良いと思いますが…。月2回教室がありますが、皆の意見も出し合ったり、先生の考えを聞いて楽しくやっています。(倉掛18−2組・藤井純子)

教室開催日 毎月第2及び第4木曜日
活動時間 午後1時〜3時
場   所 倉掛公民館(つどえ〜る2階)
月   謝 2000円

講師 濱賀 寿恵 上出部
生徒 塚村 克美 倉 掛
森   梅子 倉 掛
西村 亮子 倉 掛
若林 節子 倉 掛
藤井 純子 倉 掛
山田 孝子 夏 目
清水 鈴香 出部町
賀山 昌子 西江原





2008年7月28日掲載

■ 若 林 節 子 ■



@ ジャケット
母の夏着物で二重フリル衿のジャケット。お気に入りの一枚です。



A ロールカラーベスト
かすりと木綿の残りでロールカラーのベスト。柄合わせがすてきに。



B ジャケット
大島紬のジャケット。無地とポイントに柄の組合わせ、上品に出来上がりです。着たらとっても上品です。





■ 西 村 亮 子 ■



@ シルクのブラウス
タンスの中で眠っていた生地で衿をドレープさせてやわらかく仕上げ、パンツと組み合わせるとステキ!!



A ジャケット(中丈)
主人の着物と私の茶羽織のコラボで、思い出多いジャケットです。お気に入りの一枚です。



B ロングコート
大島紬(地模様)で裏を紗の生地でリバーシブルに。とっても素敵に品良く出来上がりました。





■ 塚 村 克 美 ■



@ 麻のロングコート
祖母が着ていた思い出の麻の着物を夏用のロングジャケットに。柄と麻の透け感が涼しさを増すコートです。



A ベスト
これも祖母がよく着ていた着物で、傷みが進んでいて、良いところだけ使い、その他のはぎれを組み合わせて。リメイクの代表作です。



B ベスト
昔買い置いていた洋服生地で。一つボタンでビーズをポイントに。ちょっとした工夫で平凡な仕上がりが変わって今流行のデザインになります。先生の御指導で…。





■ 藤 井 純 子 ■



@ ジャケット
呂の着物がジャケットに。地模様を左右アンバランスに組み合わせ、アンサンブルに仕上がっています。



A ロールカラーベスト
備後かすり教室の生徒さんに頂いた木綿の着物地等を組み合わせて出来ました。



B ベスト
男物の兵児帯の絞り部分を生かして、少し丈の長いベストに。





■ 山 田 孝 子 ■



@ ジャケット
母の夏の着物からジャケットを作りました。幼い頃、ずっと一緒で可愛がってもらったので、着るたびに祖母を思いだし、懐かしんでいます。



A ロングベスト
母親の夏の外出着からロングベストを作りました。先日の同窓会に着て行き、皆から「いいね」とほめられ気を良くしています。



B ブラウス&ベスト
母親の羽織からブラウスとベストを作りました。私の気に入った作品のひとつで、どこへ着て行こうかと楽しんでいます。





■ 清 水 鈴 香 ■



@ ベスト&スーツ
男物の着物(紬)で。最初の作品ですが、好きな一着で愛用しています。



A ワンピース
家で眠っていたウール生地でワンピースを。衿に柄を入れ、ポイントに大きめのビーズでアクセントにしました。



B バッグ
帯心を柿渋で染めして作ったバッグ。柿渋染めは使うほど年数が経つほど色が変化して良い色になります。
黒のバッグは夏の呂の帯(黒)で。(左上)
酒袋の生地でかすり生地と組み合わせて。(右上)





過 去 の 作 品


先生と生徒、1名欠席です。全員集まるのはなかなか……。


同じデザインでも着物の柄で変わります


出来上がった作品を拝見しているところです。






自分が作った作品を着ています。